ペット撮影

今回は、ペット撮影について書きたいと思います。


重要なのは、好きなのかどうかだけです。


ワンちゃんやネコちゃんだけでなく、爬虫類でも熱帯魚やクラゲや古代魚でも

好きでしたら、ペットの撮影に向いていると思います。


さらに、ペットを飼っている人なら撮影しない方が考えられません。


例えば、犬は僅かな匂いを感知するのは知られていますが

それは、人に残っている犬の痕跡も同様です。

同類の匂いがする人には、ワンちゃんも心を開きやすいのです。


懐いてもらうことが出来れば、後は一緒に戯れていればいいのです。


良く言われることの中に「ペットの目線になる」とか「声をかける」とかありますが

カメラマンなら、意識をせずに行なえる普通のことだと思います。


但し、相手が1歳ぐらいの子犬の場合は用心が必要です。

①経験上、子犬は疲れません。

②常に走っているので、撮影するタイミングはほとんどありません。

③飼い主さん以外の人に会った事がないワンちゃんの中には人嫌いの子もいます。


掲載しているワンちゃんは、かなりの人見知りです。

基本的に目を合わせてくれません。

(プードルの様な習性ではなく、性格ですね)


そのため、飼い主さんはカメラマンを選んで撮影を依頼することしました。

基準は、ある程度時間が経過しても「尻尾が上がっているか?」でした。


私とこのワンちゃんが、最初に会った時に飼い主さんは驚いていました。

そのぐらい「人見知り」だったため、本当に喜んでくれました。


その後、毎年の誕生日が近づくと必ず撮影しています。


未だに目を合わせてくれませんが、飼い主さん曰く

「近づいても逃げない」とか「触らせてくれる」などは友好的な印だそうです。


おかげさまで、今年は写真のように籠に乗ったポーズまで披露してくれました。

来年も楽しみです。