フルサイズ半導体光センサー

デジタルカメラに於いて、画質を決める重要な要素は半導体光センサーの大きさになります。


大きいものを作ることは技術的に難しく、量産も困難になります。

結果的に半導体光センサーが大きくなると、カメラ本体の価格が上がることになります。


ちなみに、半導体光センサーと呼んでいますがCCDのことだと思っている方もいると思いますが

現在は、CMOSという種類もあります。(というかCMOSの方が主流になって来ました)


そのため、誤解のないように両方を表す「半導体光センサー」と記載しています。

(半導体光センサー以外にも、固体撮像素子と呼ぶこともあります)


一般的にプロが使うカメラは、24mm×36mmの大きさでフルサイズと呼ばれます。

他にもAPS-C・APS-Hやメーカー独自の規格などがあります。

メーカーさんは、技術的にフルサイズができるようになるまでの間にAPS-C・APS-Hを作っていました。

念願のフルサイズが出来るようになった時に、小さいものは生産中止になると思いきや

小さいセンサー=安くてカメラ本体も小さく作れることを利点に入門機として残りました。


そのため、フルサイズがプロ仕様でAPS-C・APS-Hはアマチュア用と誤解されている方も多いと思います。

決してその様なことはありません。


本当は、フィルム時代の話にまで遡って半導体光センサーのことを書きたかったのですが

長文になりましたので、次回に繰り越したいと思います。