昔のカメラマンは意地悪でした
カメラマンって、撮り方や設定にこだわりがある人が多いです。
ですので、同じことを複数の人に質問しても違う答えが返ってくることがあります。
やれ、ホワイトバランスはマニュアルとオートのどちらがいいか?
ズームレンズは邪道だから単焦点を使えとか?
RAWで撮るのは常識だとか?
果ては、WindowsがだめでMacが最高とか?
一例を挙げようとしたのですが、際限がありません。
何故なのでしょうね?
私が思う答えは「わざと難しく表現して尊敬して貰いたいか、同じような質問を何度もされてうんざりしているか」の
どちらかだと思います。
写真の世界では、数学のようにはっきりした答えがないことが多いのです。
適正露出を聞かれても、幾つもあります。
「どの様に写し止めるか」が決まっていないと話が進みません。
また独学という方もいらっしゃるので、もはやカオスです。
私がこの世界に入った時は、もっと酷く聞いても答えてくれないことが普通にありました。
当時の考えは「技術は盗むもの」だったからです。
ですので「聞いてくる人は努力していない」と思われていました。
最悪の場合、嘘を教えられます。(個人的見解です)
見抜けない人は迷路に入り、挫折してしまいます。
いま思うと、素直な人ほど定着するのが困難だったと思います。
貴重な人材は損失してしまい、「強い意志」を主張しなければ生き残れなくなるのです。
などと昔話を書いて、ふと我に返ると・・・あれ?今でも、そんな人いるな?おかしいな?
えー、雲行きが怪しくなって来ましたので、皆さまには先日撮影したわんちゃんの画像で
癒しを提供しつつ、そそくさと締めたいと思います。
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