フィルムが減ってきましたね

現在がデジタル全盛期と言っても、10年ぐらい前ではフィルムもまとめて販売されていました。

結婚式の撮影には、1度に10本以上使うことが多かったので
最低でも10本パックで購入しないとコスト的には損をした気分になりました。

フィルムには業務用というカテゴリがあり、正規商品とは何が違うのかメーカー側は公表しませんでしたが、プロは安いからという理由で良く使用していました。
それが最近では、正規商品の5本パックですら販売停止になるとは時代の流れを感じずにはいられませんね。

FP100Cが生産中止になるのは納得ですが
(ほとんどの方が使わないインスタントフィルムの事です)
今の時代にフィルム写真を仕事以外で撮っている人は、ちょっとしたお金持ちなのでは無いでしょうか?

私自身フィルムの仕事は10年ぐらいしてません。
大変ご無沙汰していますが、今でも供給を続けいる富士フイルムさんには頭が下がる思いです。
さらに、グループ全体ではありますが売上げを伸ばしている会社なのですから「神」ですね。

あと10年後には、映画制作で使われるフィルムとカメラ以外のものは無くなっているかも知れません。

2018年5月30日、ついにCanonからフィルム一眼レフカメラ「EOS-1v」の販売終了のお知らせがサイトに掲載されました。


あと10年したら「昔は良かった」なんて、ありきたりなことを思いながら
若い人に小言を言っているかも知れません。