カラーマネジメント パート2

さて、今回は前回に引き続き

カラーマネジメントについて話を進めて行きます。

みなさんは画面を見て、色などを判断をされますよね?

画面というアウトプット要素が加わった時にsRGBしか表示出来ないモニターがあるとしましょうAdobeRGBでプロファイルの組まれたデータを表示しようとするとやはり違ってきます。

(一般的なモニターはsRGBで表示されます)

正しくインプットされたデータは対応したモニターで見る必要があるので一般的にsRGB表示しかできないモニターでは、あまり写真向けのモニターとは言えません。

では、AdobeRGBが表示出来るモニターを買えばいいじゃないかと思う方もいらっしゃるかと思いますが

一般規格がsRGBのためAdobeRGB表示が可能なモニターとなってくると値段がどんどん高くなって行くのが現状です。

そのため、AdobeRGBまとは、広色域のディスプレイが写真業界では好まれる傾向にあります。

デザイナーズモニターなどいろんな呼び方されていますね。

写真向けなどのモニターとなってくるとデュアルカラースペースと言ったような1つの画面の右半分と左半分で別々の色域で表示が可能なものがあり作業効率をグーンと上げてくれます。

特にプリントを作品作りとして、アウトプットする際に色を追い込む作業をするさいにこれがsRGBのままだとやはり、プリントアウトをした際の色味は変わってきてしまうので仕上がりとの違和感が産まれるケースはここが一番多いと思います。

では、実際にどんなモニターであれば写真向けのカラーマネジメントが出来るでしょうか

①メーカー出荷時にキャリブレーションがかかっており色が調整済みのものを購入する

②カラーキャリブレーションソフトが使えるモニターを購入する

③カラーキャリブレーションソフト内臓のものを買う(ものすごく高価です)

④キャリブレーションまではこだわらないが、なるべく広色域ディスプレイで対応をする。

ざっとこんなところです。

さて、また新しい言葉、キャリブレーションが出てきましたね。

次回は、キャリブレーションについてお話をしていきたいとおもいます。

これが出来たらあなたも色マスターになれるかも?