カラーマネジメント パート3

さてさて、早くもカラーマネジメント編はパート3へと突入しました。

今回は、キャリブレーションについてです。

これは、そのモニターが正しい色で表示が出来ているかどうか、調節をすることです。

たとえば、AdobeRGB対応と書いてあったとしても、モニターが少し緑ぽい、黄色ぽいなど、もちろん購入時の個体差はすくなからず存在します。

そこで、調整してただしい色で表示するものをキャリブレーションソフトを使って表示して行きます。

購入時にキャリブレーションされているもので問題はないのですが、やはりずっと使っていると色がずれてきたりしますので

月に1回はキャリブレーションを掛けた方がいいと思います。

もちろんキャリブレーション内臓のものは、とんでもなく、高い値段設定になっています。

実際に私がつかっているモニターはというと

LGから出ている。

型番31MU97-B

2015年 TIPA Best Photo Monitor賞 受賞

のモニターです。

デジタルシネマ4K IPSという部類のモニターになります。

ただの4Kよりさらに広域な解像度に対応をしており市販のモニターの中でもかなり高価なものになるかと思います。

私がこのモニターを購入した理由は、やはりAdobeRGBに対応をしており、99.5%という高い水準であるからです。

長い事つかっておりますが、

基本このクラスですと業務用のものばかりで値段は250~300万になります。

市販向けでも10~15万の物がありますが数が出回っていないため、ほぼ現物をみることはあまりないかとおもいます。

現在は、Amazonで7万円台で落ち着いているようです。

DCI-p3というディスプレイがMacBookなどでも採用されていますがsRGBより表示範囲が大きいです。しかしAdobeRGBにはとどかないため、最初からAdobeRGB対応のモニターを買った方が無駄な出費はおさえられるかと思います。

いかにAdobeRGBの色の再現性が広いかが分かるお話だったかとおもいます。

次回は、引き続き色についてなどのお話をして行きたいと思います。